z=σx−μ ここで、x は得点、μ は平均、σ は標準偏差です。 30点と70点を標準化します。
z30=1530−50=−1520=−34≈−1.33 z70=1570−50=1520=34≈1.33 正規分布表で z=1.33 のときの確率を調べます。P(0≤Z≤1.33)≈0.4082 したがって、P(−1.33≤Z≤1.33)=2×0.4082=0.8164 これは、全体の受験者数のうち、30点以上70点以下の人が占める割合を表します。
問題文より、この範囲に300人いるので、受験者全体の人数 N は以下のようになります。 0.8164×N=300 N=0.8164300≈367.46 次に、合格点65点を標準化します。
z65=1565−50=1515=1 z=1 のとき、P(0≤Z≤1)≈0.3413 したがって、P(Z≥1)=0.5−0.3413=0.1587 これは、全体の受験者数のうち、65点以上の人が占める割合を表します。
合格者数は、
0.1587×N≈0.1587×367.46≈58.31 合格者数は整数なので、約58人とします。