自然数という条件があるので、x,y,z はそれぞれ1以上の整数である。 x′=x−1, y′=y−1, z′=z−1 とおくと、x′,y′,z′ は0以上の整数となる。 このとき、元の式は以下のように書き換えられる。
(x′+1)+(y′+1)+(z′+1)=9 x′+y′+z′=9−3 x′+y′+z′=6 この式を満たす非負整数 x′,y′,z′ の組の数を求める。 これは、6個の区別できない球を3つの区別できる箱に入れる場合の数と考えることができる。
これは重複組み合わせの問題であり、公式 nHr=n+r−1Cr を用いて計算できる。 ここで、n=3, r=6 である。 よって、
3H6=3+6−1C6=8C6=8C2=2×18×7=28