$\frac{2}{\sqrt{3}-1}$ の整数部分を $a$, 小数部分を $b$ とするとき、$a + b^2$ の値を求める問題です。

代数学数と式平方根有理化
2025/5/14

1. 問題の内容

231\frac{2}{\sqrt{3}-1} の整数部分を aa, 小数部分を bb とするとき、a+b2a + b^2 の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、231\frac{2}{\sqrt{3}-1} を簡単にします。分母を有理化するために、分母と分子に 3+1\sqrt{3}+1 を掛けます。
231=2(3+1)(31)(3+1)=2(3+1)31=2(3+1)2=3+1\frac{2}{\sqrt{3}-1} = \frac{2(\sqrt{3}+1)}{(\sqrt{3}-1)(\sqrt{3}+1)} = \frac{2(\sqrt{3}+1)}{3-1} = \frac{2(\sqrt{3}+1)}{2} = \sqrt{3}+1
3\sqrt{3} は約1.732なので、3+1\sqrt{3}+1 は約 2.732 になります。
したがって、a=2a = 2 となります。
次に、小数部分 bb を求めます。b=(3+1)a=(3+1)2=31b = (\sqrt{3}+1) - a = (\sqrt{3}+1) - 2 = \sqrt{3}-1
最後に、a+b2a + b^2 を計算します。
a+b2=2+(31)2=2+(323+1)=2+423=623a + b^2 = 2 + (\sqrt{3}-1)^2 = 2 + (3 - 2\sqrt{3} + 1) = 2 + 4 - 2\sqrt{3} = 6 - 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

6236 - 2\sqrt{3}
選択肢のイが正解です。

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