先生2人と生徒6人が円卓のまわりに座る。 (1) 先生2人が隣り合う座り方は何通りか。 (2) 先生2人が向かい合う座り方は何通りか。

離散数学組み合わせ順列円順列場合の数
2025/5/14

1. 問題の内容

先生2人と生徒6人が円卓のまわりに座る。
(1) 先生2人が隣り合う座り方は何通りか。
(2) 先生2人が向かい合う座り方は何通りか。

2. 解き方の手順

(1) 先生2人が隣り合う場合
先生2人を1つのグループとして考える。
すると、生徒6人と先生のグループの合計7つのものを円卓に並べることになる。
円順列の公式より、並べ方は (71)!=6!(7-1)! = 6! 通り。
先生2人の並び方も考慮する必要があるので、2!2! 通り。
したがって、先生2人が隣り合う座り方は 6!×2!6! \times 2! 通り。
(2) 先生2人が向かい合う場合
まず、先生Aを固定する。
次に、先生Bは先生Aの向かい側に座るので、座る場所は1通りに決まる。
残りの席は6つで、生徒6人を並べることになるので、その並べ方は 6!6! 通り。
したがって、先生2人が向かい合う座り方は 6!6! 通り。

3. 最終的な答え

(1) 先生2人が隣り合う座り方: 6!×2!=720×2=14406! \times 2! = 720 \times 2 = 1440 通り
(2) 先生2人が向かい合う座り方: 6!=7206! = 720 通り

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