袋の中に白玉と赤玉が入っている状況で、以下の事象が起こる確率を求めます。 (1) 白玉2個と赤玉1個が出る確率 (2) 3個とも白玉が出る確率 ただし、例題11の内容が書かれていないため、白玉と赤玉の個数に関する情報が不足しています。問題を解くには、例題11に書かれている、袋に入っている白玉と赤玉の個数を知る必要があります。ここでは仮に、袋の中に白玉が5個、赤玉が4個入っていると仮定して問題を解きます。したがって、全部で9個の玉が入っています。

確率論・統計学確率組み合わせ
2025/5/14

1. 問題の内容

袋の中に白玉と赤玉が入っている状況で、以下の事象が起こる確率を求めます。
(1) 白玉2個と赤玉1個が出る確率
(2) 3個とも白玉が出る確率
ただし、例題11の内容が書かれていないため、白玉と赤玉の個数に関する情報が不足しています。問題を解くには、例題11に書かれている、袋に入っている白玉と赤玉の個数を知る必要があります。ここでは仮に、袋の中に白玉が5個、赤玉が4個入っていると仮定して問題を解きます。したがって、全部で9個の玉が入っています。

2. 解き方の手順

(1) 白玉2個と赤玉1個が出る確率
まず、9個の玉から3個の玉を取り出す場合の総数を計算します。これは組み合わせの問題なので、9C3_9C_3で求められます。
9C3=9!3!(93)!=9!3!6!=9×8×73×2×1=84_9C_3 = \frac{9!}{3!(9-3)!} = \frac{9!}{3!6!} = \frac{9 \times 8 \times 7}{3 \times 2 \times 1} = 84
次に、白玉2個と赤玉1個を取り出す場合の数を計算します。白玉5個から2個を選ぶ組み合わせは 5C2_5C_2 で、赤玉4個から1個を選ぶ組み合わせは 4C1_4C_1 です。
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
4C1=4!1!(41)!=4!1!3!=4_4C_1 = \frac{4!}{1!(4-1)!} = \frac{4!}{1!3!} = 4
したがって、白玉2個と赤玉1個を取り出す組み合わせの数は 10×4=4010 \times 4 = 40 です。
求める確率は、白玉2個と赤玉1個を取り出す組み合わせの数3個の玉を取り出す組み合わせの総数=4084=1021\frac{\text{白玉2個と赤玉1個を取り出す組み合わせの数}}{\text{3個の玉を取り出す組み合わせの総数}} = \frac{40}{84} = \frac{10}{21}
(2) 3個とも白玉が出る確率
白玉5個から3個を選ぶ組み合わせは 5C3_5C_3 です。
5C3=5!3!(53)!=5!3!2!=5×42×1=10_5C_3 = \frac{5!}{3!(5-3)!} = \frac{5!}{3!2!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
求める確率は、3個とも白玉を取り出す組み合わせの数3個の玉を取り出す組み合わせの総数=1084=542\frac{\text{3個とも白玉を取り出す組み合わせの数}}{\text{3個の玉を取り出す組み合わせの総数}} = \frac{10}{84} = \frac{5}{42}

3. 最終的な答え

(1) 白玉2個と赤玉1個が出る確率は 1021\frac{10}{21} です。
(2) 3個とも白玉が出る確率は 542\frac{5}{42} です。

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