三角形ABCにおいて、$AB=3$, $BC=5$, $\angle ABC = 120^\circ$とする。 このとき、$AC$, $\sin \angle ABC$, $\sin \angle BCA$を求め、直線BC上に点Dを、$AD=3\sqrt{3}$かつ$\angle ADC$が鋭角となるようにとる。点Pを線分BD上の点とし、三角形APCの外接円の半径をRとすると、Rのとりうる値の範囲を求める問題です。
2025/5/15
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , とする。
このとき、, , を求め、直線BC上に点Dを、かつが鋭角となるようにとる。点Pを線分BD上の点とし、三角形APCの外接円の半径をRとすると、Rのとりうる値の範囲を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) を求める。
余弦定理より、
よって、。
(2) を求める。
(3) を求める。
正弦定理より、なので、
(4) 点Dの位置を定める。である。
が鋭角であるから、。
において、余弦定理より、
が鋭角なので、。
であるから、は鈍角。
において、余弦定理より、
となり、これはありえない。
DがCの左側にある場合を考える。
とすると、より、。
この時、より、である。
のとき、
は鋭角であるから、
のとき、, 。