与えられた関数は合成関数であるため、連鎖律(チェインルール)を繰り返し適用して導関数を求める。
まず、y=u4 とおくと、dudy=4u3。ここで、 u=ln(x2+1) である。 次に、v=x2+1 とおくと、u=ln(v) であり、dvdu=v1。 最後に、w=x2+1 とおくと、v=w=w1/2 であり、dwdv=21w−1/2=2w1。 また、dxdw=2x。 連鎖律より、
dxdy=dudy⋅dvdu⋅dwdv⋅dxdw dxdy=4u3⋅v1⋅2w1⋅2x それぞれの変数をもとに戻すと、
dxdy=4[ln(x2+1)]3⋅x2+11⋅2x2+11⋅2x dxdy=4[ln(x2+1)]3⋅x2+11⋅2x2+11⋅2x=x2+14x[ln(x2+1)]3