$p, q$ が定数のとき、一般項が $a_n = pn + q$ で表される数列 $\{a_n\}$ が等差数列であることを示し、また、初項と公差を求めよ。
2025/5/15
1. 問題の内容
が定数のとき、一般項が で表される数列 が等差数列であることを示し、また、初項と公差を求めよ。
2. 解き方の手順
数列 が等差数列であることを示すためには、隣り合う項の差 が定数であることを示せばよい。
まず、 より、 を求める。 を に置き換えて、
次に、 を計算する。
上の式を展開して整理すると、
したがって、 となり、 によらず一定である。
よって、数列 は等差数列である。
次に、初項を求める。 のとき、
したがって、初項は である。
公差は、 で求められるから、 である。
3. 最終的な答え
数列 は等差数列であり、初項は 、公差は である。