あるTV番組で、6人のゲスト出演者にYESかNOかで答える10個の質問に答えてもらったところ、各人のYESと答えた回数は3, 7, 9, 6, 4, 7 (個) となった。このデータの分散と標準偏差を求める。

確率論・統計学分散標準偏差データの分析平均
2025/5/16

1. 問題の内容

あるTV番組で、6人のゲスト出演者にYESかNOかで答える10個の質問に答えてもらったところ、各人のYESと答えた回数は3, 7, 9, 6, 4, 7 (個) となった。このデータの分散と標準偏差を求める。

2. 解き方の手順

(1) 分散を求める。
まず、平均 xˉ\bar{x} を求める。
xˉ=3+7+9+6+4+76=366=6\bar{x} = \frac{3 + 7 + 9 + 6 + 4 + 7}{6} = \frac{36}{6} = 6
次に、各データと平均の差の二乗を求める。
(36)2=(3)2=9(3-6)^2 = (-3)^2 = 9
(76)2=(1)2=1(7-6)^2 = (1)^2 = 1
(96)2=(3)2=9(9-6)^2 = (3)^2 = 9
(66)2=(0)2=0(6-6)^2 = (0)^2 = 0
(46)2=(2)2=4(4-6)^2 = (-2)^2 = 4
(76)2=(1)2=1(7-6)^2 = (1)^2 = 1
これらの二乗の平均を求める。
分散 s2s^2 は、
s2=9+1+9+0+4+16=246=4s^2 = \frac{9 + 1 + 9 + 0 + 4 + 1}{6} = \frac{24}{6} = 4
(2) 標準偏差を求める。
標準偏差 ss は分散の平方根である。
s=s2=4=2s = \sqrt{s^2} = \sqrt{4} = 2

3. 最終的な答え

(1) 分散: 4
(2) 標準偏差: 2

「確率論・統計学」の関連問題

10枚のカードが入った箱がある。その内訳はAが5枚、Bが3枚、Cが2枚である。 (1) カードを取り出すごとに箱に戻すとき、3回カードを取り出したとき、1回目と3回目に取り出したカードの文字が一致する...

確率条件付き確率独立事象事象の確率
2025/5/23

大小2つのサイコロを同時に投げるとき、大きいサイコロの目が小さいサイコロの目の2倍以上となる目の出方は何通りあるかを求める問題です。

確率サイコロ場合の数条件付き確率
2025/5/23

サイコロを2回投げたとき、出た目の数の和が5となる場合の数を求める問題です。

確率サイコロ場合の数組み合わせ
2025/5/23

サイコロを2回投げたとき、どちらの目も4以下となる出方は何通りあるかを求める問題です。

確率場合の数サイコロ
2025/5/23

2つのサイコロを投げたとき、小さい方の目の数をXとします。ただし、2つのサイコロの目が等しいときは、その目の数をXとします。 (a) 小さい方の目の数が2である確率 $P(X=2)$ を求めます。 (...

確率期待値サイコロ確率分布
2025/5/23

1から6までの目が出るサイコロを2つ同時に投げたとき、出た目の積が5の倍数になる確率を求める問題です。

確率サイコロ場合の数
2025/5/23

確率変数Xの確率密度関数が与えられており、(a)期待値E(X)と(b)分散V(X)を求める問題です。確率密度関数は、 $f(x) = \begin{cases} -\frac{3}{4}x^2 + \...

確率密度関数期待値分散積分
2025/5/23

1から6までの目がそれぞれ1/6の確率で出るサイコロを60回投げたとき、奇数の目が出る回数をXとします。 (a) 期待値 $E(X)$ を求めます。 (b) 分散 $V(X)$ を求めます。

期待値分散ベルヌーイ試行確率
2025/5/23

確率変数 $X$ の確率密度関数 $f(x)$ が与えられています。 $ f(x) = \begin{cases} -\frac{3}{4}x^2 + \frac{3}{2}x & (0 \le x ...

確率密度関数期待値分散積分
2025/5/23

確率変数 $X$ の確率密度関数 $f(x)$ が次のように与えられている。 $f(x) = \begin{cases} -\frac{3}{4}x^2 + \frac{3}{2}x & (0 \le...

確率密度関数期待値積分
2025/5/23