家から駅までの道のりを、時速 $7.2 \text{ km}$ で走った場合と、時速 $4.8 \text{ km}$ で歩いた場合で比較します。走った方が歩いた場合より $5$ 分早く到着するとき、家から駅までの距離を求めます。

算数道のり速さ時間方程式文章題
2025/3/7

1. 問題の内容

家から駅までの道のりを、時速 7.2 km7.2 \text{ km} で走った場合と、時速 4.8 km4.8 \text{ km} で歩いた場合で比較します。走った方が歩いた場合より 55 分早く到着するとき、家から駅までの距離を求めます。

2. 解き方の手順

家から駅までの距離を x kmx \text{ km} とします。
走った場合にかかる時間は x/7.2x/7.2 時間、歩いた場合にかかる時間は x/4.8x/4.8 時間です。
走った方が 55 分 (5/605/60 時間) 早く着くので、以下の式が成り立ちます。
x4.8x7.2=560\frac{x}{4.8} - \frac{x}{7.2} = \frac{5}{60}
この式を解いて、xx を求めます。
まず、分母の最小公倍数を求めます。4.8=4810=2454.8 = \frac{48}{10} = \frac{24}{5}7.2=7210=3657.2 = \frac{72}{10} = \frac{36}{5}6060 なので、x245x365=112\frac{x}{\frac{24}{5}} - \frac{x}{\frac{36}{5}} = \frac{1}{12}となります。
5x245x36=112\frac{5x}{24} - \frac{5x}{36} = \frac{1}{12}
両辺に 7272 をかけると、
15x10x=615x - 10x = 6
5x=65x = 6
x=65=1.2x = \frac{6}{5} = 1.2

3. 最終的な答え

x=1.2x = 1.2

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