ある品物を120個仕入れました。原価の2割の利益が出るように定価をつけました。48個売れ残ったため、残りを定価の3割引で売ったところ、総利益は1008円になりました。この品物の原価を求める問題です。

代数学文章問題一次方程式利益原価
2025/5/18

1. 問題の内容

ある品物を120個仕入れました。原価の2割の利益が出るように定価をつけました。48個売れ残ったため、残りを定価の3割引で売ったところ、総利益は1008円になりました。この品物の原価を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、原価を xx 円とします。定価は原価の2割増しなので、1.2x1.2x 円になります。定価で売れた個数は 12048=72120 - 48 = 72 個です。
定価で売れた金額は 72×1.2x=86.4x72 \times 1.2x = 86.4x 円です。
残りの48個は定価の3割引で売られたので、その売値は 1.2x×(10.3)=1.2x×0.7=0.84x1.2x \times (1 - 0.3) = 1.2x \times 0.7 = 0.84x 円です。
48個の売上金額は 48×0.84x=40.32x48 \times 0.84x = 40.32x 円です。
総売上金額は 86.4x+40.32x=126.72x86.4x + 40.32x = 126.72x 円です。
総利益は1008円なので、126.72x120x=1008126.72x - 120x = 1008 となります。
これを解くと、
6.72x=10086.72x = 1008
x=10086.72=150x = \frac{1008}{6.72} = 150

3. 最終的な答え

150円

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