絶対値を含む方程式と不等式を解く問題です。 (1) $|5x - 7| = 8$ (2) $|x + 2| \le 9$

代数学絶対値方程式不等式
2025/5/18

1. 問題の内容

絶対値を含む方程式と不等式を解く問題です。
(1) 5x7=8|5x - 7| = 8
(2) x+29|x + 2| \le 9

2. 解き方の手順

(1) 絶対値の方程式 5x7=8|5x - 7| = 8 を解きます。
絶対値記号の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
i) 5x705x - 7 \ge 0 のとき:
5x7=85x - 7 = 8
5x=155x = 15
x=3x = 3
このとき、5x7=5(3)7=157=805x - 7 = 5(3) - 7 = 15 - 7 = 8 \ge 0 なので、x=3x=3 は解として適切です。
ii) 5x7<05x - 7 < 0 のとき:
(5x7)=8-(5x - 7) = 8
5x+7=8-5x + 7 = 8
5x=1-5x = 1
x=15x = -\frac{1}{5}
このとき、5x7=5(15)7=17=8<05x - 7 = 5(-\frac{1}{5}) - 7 = -1 - 7 = -8 < 0 なので、x=15x=-\frac{1}{5} は解として適切です。
(2) 絶対値の不等式 x+29|x + 2| \le 9 を解きます。
9x+29-9 \le x + 2 \le 9
各辺から2を引きます。
92x92-9 - 2 \le x \le 9 - 2
11x7-11 \le x \le 7

3. 最終的な答え

(1) x=3,15x = 3, -\frac{1}{5}
(2) 11x7-11 \le x \le 7

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