(1) 点 P(3, 3) における接線を求める。
y=x2−2x を微分すると、y′=2x−2 となる。 点 P(3, 3) における接線の傾きは y′∣x=3=2(3)−2=4 である。 よって、点 P(3, 3) における接線の方程式は、
y−3=4(x−3) y=4x−12+3 原点 O(0, 0) における接線を求める。
原点 O(0, 0) における接線の傾きは y′∣x=0=2(0)−2=−2 である。 よって、原点 O(0, 0) における接線の方程式は、
y−0=−2(x−0) 2つの接線の交点 Q の座標を求める。
4x−9=−2x y=−2(23)=−3 したがって、点 Q の座標は (23,−3) である。 (2) 放物線 y=x2−2x と2つの接線 y=4x−9 および y=−2x で囲まれた部分の面積を求める。 x2−2x=4x−9 を解くと、x2−6x+9=0 より (x−3)2=0, x=3 x2−2x=−2x を解くと、x2=0 より x=0 求める面積は、
∫03/2(x2−2x−(−2x))dx+∫3/23(x2−2x−(4x−9))dx =∫03/2x2dx+∫3/23(x2−6x+9)dx =[31x3]03/2+[31x3−3x2+9x]3/23 =31(23)3+(31(3)3−3(3)2+9(3))−(31(23)3−3(23)2+9(23)) =31⋅827+(9−27+27)−(31⋅827−3⋅49+227) =89+9−(89−427+227) =89+9−89+427−227 =9+427−454 =9−427 =436−27=49