絶対値記号を含む不等式なので、絶対値の中身の符号によって場合分けを行います。
(i) 2x−5≥0 のとき、つまり x≥25 のとき ∣2x−5∣=2x−5 となるので、不等式は 2x−5<x+3 となります。これを解くと、
となります。
したがって、x≥25 かつ x<8 なので、25≤x<8となります。 (ii) 2x−5<0 のとき、つまり x<25 のとき ∣2x−5∣=−(2x−5)=−2x+5 となるので、不等式は −2x+5<x+3 となります。これを解くと、
となります。
したがって、x<25 かつ x>32 なので、32<x<25となります。 (i)と(ii)の結果を合わせると、32<x<8となります。