等差数列において、第5項が20、第10項が0であるとき、この等差数列の初項と公差を求める問題です。

代数学等差数列数列連立方程式初項公差
2025/5/18

1. 問題の内容

等差数列において、第5項が20、第10項が0であるとき、この等差数列の初項と公差を求める問題です。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d とします。ここで、aa は初項、dd は公差、nn は項の番号を表します。
問題文より、以下の2つの式が成り立ちます。
* 第5項が20なので、a5=a+4d=20a_5 = a + 4d = 20
* 第10項が0なので、a10=a+9d=0a_{10} = a + 9d = 0
この2つの式を連立方程式として解きます。
a+4d=20 a + 4d = 20
a+9d=0 a + 9d = 0
2番目の式から1番目の式を引くと、
(a+9d)(a+4d)=020 (a + 9d) - (a + 4d) = 0 - 20
5d=20 5d = -20
d=4 d = -4
これを最初の式に代入して aa を求めます。
a+4(4)=20 a + 4(-4) = 20
a16=20 a - 16 = 20
a=36 a = 36

3. 最終的な答え

初項: 36
公差: -4

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