2次方程式 $x^2 + 4x - 6 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、$\alpha^2\beta + \alpha\beta^2$ の値を求めます。

代数学二次方程式解と係数の関係式の計算
2025/5/18

1. 問題の内容

2次方程式 x2+4x6=0x^2 + 4x - 6 = 0 の2つの解を α\alphaβ\beta とするとき、α2β+αβ2\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 の値を求めます。

2. 解き方の手順

解と係数の関係を利用します。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の解を α\alphaβ\beta とすると、
α+β=ba\alpha + \beta = -\frac{b}{a}αβ=ca\alpha\beta = \frac{c}{a} が成り立ちます。
今回の問題では、a=1a = 1b=4b = 4c=6c = -6 なので、
α+β=41=4\alpha + \beta = -\frac{4}{1} = -4
αβ=61=6\alpha\beta = \frac{-6}{1} = -6
となります。
求めたい式 α2β+αβ2\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 は、αβ\alpha\beta でくくることができます。
α2β+αβ2=αβ(α+β)\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 = \alpha\beta(\alpha + \beta)
ここに、α+β=4\alpha + \beta = -4αβ=6\alpha\beta = -6 を代入すると、
αβ(α+β)=(6)(4)=24\alpha\beta(\alpha + \beta) = (-6)(-4) = 24

3. 最終的な答え

24

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