## 問題 8
1. 問題の内容
等差数列 において、第3項が11、第12項が47である。このとき、初項、公差、一般項、そして第20項を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、等差数列の一般項を とおく。ここで、 は初項、 は公差である。
問題文より、
この2つの式から と を求める。
連立方程式を解くために、2番目の式から1番目の式を引くと、
を最初の式に代入すると、
したがって、初項は3、公差は4である。
一般項は
第20項は
3. 最終的な答え
初項:3
公差:4
一般項:
第20項:79
## 問題 9
1. 問題の内容
初項が43、公差が-5の等差数列 において、初めて負となるのは第何項か。
2. 解き方の手順
等差数列の一般項は で表される。ここで、、 である。
初めて負になる項を求めるので、 となる を求める。
は整数なので、 を満たす最小の整数は10である。
3. 最終的な答え
第10項
## 問題 10
1. 問題の内容
以下の等差数列の和を求めよ。
(1) 初項7, 末項33, 項数14
(2) 初項-2, 公差5, 項数10
2. 解き方の手順
(1) 等差数列の和 は で表される。ここで、 は項数、 は初項、 は末項である。
初項7, 末項33, 項数14なので、
(2) 等差数列の和 は で表される。ここで、 は項数、 は初項、 は公差である。
初項-2, 公差5, 項数10なので、
3. 最終的な答え
(1) 280
(2) 205
## 問題 11
1. 問題の内容
2桁の自然数のうち、3の倍数であるものの和を求めよ。
2. 解き方の手順
2桁の自然数のうち、最小の3の倍数は12、最大の3の倍数は99である。
3の倍数の数列は、12, 15, 18, ..., 99 となる。
これは初項12、公差3の等差数列である。
項数を とすると、
等差数列の和は で表される。
3. 最終的な答え
1665
## 問題 12
1. 問題の内容
以下の和を求めよ。
(1) 1+2+3+...+40
(2) 1+2+3+...+100
2. 解き方の手順
(1) これは初項1、末項40、項数40の等差数列の和である。
(2) これは初項1、末項100、項数100の等差数列の和である。
3. 最終的な答え
(1) 820
(2) 5050
## 問題 13
1. 問題の内容
以下の等差数列の初項から第n項までの和 を求めよ。
(1) 2, 5, 8, 11,..., 3n-1
(2) 10, 7, 4, 1,...
2. 解き方の手順
(1) 初項は2、公差は3である。末項は である。
(2) 初項は10、公差は-3である。
3. 最終的な答え
(1)
(2)