1000人の生徒が受けた100点満点のテストにおいて、平均点が64点、標準偏差が18点である。生徒B, C, D, Eの得点がそれぞれ80点、71点、58点、60点であるとき、これらの生徒の偏差値を計算する。生徒Aの偏差値の計算例が示されている。偏差値は以下の式で計算する。 偏差値 = $\frac{得点 - 平均点}{標準偏差} \times 10 + 50$

確率論・統計学統計偏差値標準偏差平均
2025/5/19

1. 問題の内容

1000人の生徒が受けた100点満点のテストにおいて、平均点が64点、標準偏差が18点である。生徒B, C, D, Eの得点がそれぞれ80点、71点、58点、60点であるとき、これらの生徒の偏差値を計算する。生徒Aの偏差値の計算例が示されている。偏差値は以下の式で計算する。
偏差値 = 得点平均点標準偏差×10+50\frac{得点 - 平均点}{標準偏差} \times 10 + 50

2. 解き方の手順

偏差値の計算式を用いて、各生徒の偏差値を計算する。
生徒Bの偏差値:
806418×10+50=1618×10+50=89×10+50=809+508.89+50=58.89\frac{80 - 64}{18} \times 10 + 50 = \frac{16}{18} \times 10 + 50 = \frac{8}{9} \times 10 + 50 = \frac{80}{9} + 50 \approx 8.89 + 50 = 58.89
生徒Cの偏差値:
716418×10+50=718×10+50=7018+50=359+503.89+50=53.89\frac{71 - 64}{18} \times 10 + 50 = \frac{7}{18} \times 10 + 50 = \frac{70}{18} + 50 = \frac{35}{9} + 50 \approx 3.89 + 50 = 53.89
生徒Dの偏差値:
586418×10+50=618×10+50=13×10+50=103+503.33+50=46.67\frac{58 - 64}{18} \times 10 + 50 = \frac{-6}{18} \times 10 + 50 = -\frac{1}{3} \times 10 + 50 = -\frac{10}{3} + 50 \approx -3.33 + 50 = 46.67
生徒Eの偏差値:
606418×10+50=418×10+50=29×10+50=209+502.22+50=47.78\frac{60 - 64}{18} \times 10 + 50 = \frac{-4}{18} \times 10 + 50 = -\frac{2}{9} \times 10 + 50 = -\frac{20}{9} + 50 \approx -2.22 + 50 = 47.78

3. 最終的な答え

生徒Bの偏差値:58.89
生徒Cの偏差値:53.89
生徒Dの偏差値:46.67
生徒Eの偏差値:47.78

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