画像には、2次関数に関する5つの問題があります。ここでは3番目の問題(3)と4番目の問題(4)を解きます。 (3) 2次関数 $y = x^2 + 2x + 2a$ において、$-2 \le x \le 1$ の範囲で最大値が7であるとき、定数 $a$ の値を求め、その時の最小値を求めよ。 (4) 2次関数 $y = x^2 - 6x + a$ において、$1 \le x \le 4$ の範囲で最小値が-3であるとき、定数 $a$ の値を求め、その時の最大値を求めよ。

代数学二次関数最大値最小値平方完成範囲
2025/3/23
わかりました。画像にある数学の問題を解きます。

1. 問題の内容

画像には、2次関数に関する5つの問題があります。ここでは3番目の問題(3)と4番目の問題(4)を解きます。
(3) 2次関数 y=x2+2x+2ay = x^2 + 2x + 2a において、2x1-2 \le x \le 1 の範囲で最大値が7であるとき、定数 aa の値を求め、その時の最小値を求めよ。
(4) 2次関数 y=x26x+ay = x^2 - 6x + a において、1x41 \le x \le 4 の範囲で最小値が-3であるとき、定数 aa の値を求め、その時の最大値を求めよ。

2. 解き方の手順

(3)
まず、y=x2+2x+2ay = x^2 + 2x + 2a を平方完成します。
y=(x+1)21+2ay = (x+1)^2 - 1 + 2a
これは、頂点が (1,1+2a)(-1, -1+2a) の下に凸の放物線です。
2x1-2 \le x \le 1 の範囲で考えます。軸 x=1x=-1 が範囲に含まれるため、頂点で最小値をとる可能性があります。
x=2x=-2のとき、y=(2)2+2(2)+2a=44+2a=2ay=(-2)^2+2(-2)+2a=4-4+2a=2a
x=1x=1のとき、y=12+2(1)+2a=1+2+2a=3+2ay=1^2+2(1)+2a=1+2+2a=3+2a
よって、x=1x=1の時が最大値となるので、3+2a=73+2a = 7
2a=42a = 4
a=2a = 2
a=2a=2を代入すると、y=(x+1)21+2(2)=(x+1)2+3y=(x+1)^2-1+2(2) = (x+1)^2+3
最小値は頂点x=1x=-1の時の値で、y=(1+1)2+3=3y=(-1+1)^2+3 = 3
(4)
まず、y=x26x+ay = x^2 - 6x + a を平方完成します。
y=(x3)29+ay = (x-3)^2 - 9 + a
これは、頂点が (3,9+a)(3, -9+a) の下に凸の放物線です。
1x41 \le x \le 4 の範囲で考えます。軸 x=3x=3 が範囲に含まれるため、頂点で最小値をとります。
したがって、9+a=3-9 + a = -3
a=6a = 6
a=6a=6を代入すると、y=(x3)29+6=(x3)23y = (x-3)^2 - 9 + 6 = (x-3)^2 - 3
x=1x=1のとき、y=(13)23=43=1y=(1-3)^2 - 3 = 4 - 3 = 1
x=4x=4のとき、y=(43)23=13=2y=(4-3)^2 - 3 = 1 - 3 = -2
よって、最大値はx=1x=1の時の11となります。

3. 最終的な答え

(3)
定数 aa の値は 22
最小値は 33
(4)
定数 aa の値は 66
最大値は 11

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