1. 問題の内容
関数 のグラフを描き、さらにその逆関数を求めて、そのグラフを描く問題です。
2. 解き方の手順
(1) 関数 のグラフを描く。
まず、 のグラフを考えます。これは、 のとき を通り、 が大きくなるにつれて も増加するグラフです。
次に、 は、 のグラフを 軸方向に だけ平行移動したものです。
したがって、 のとき、 となり、点 を通ります。
また、 が限りなく に近づくとき、 は負の方向に限りなく小さくなります。
グラフの概形は、単調増加で 軸方向に漸近線を持つような対数関数のグラフになります。
(2) 逆関数を求める。
与えられた関数は です。
逆関数を求めるためには、 と を入れ替えて について解きます。
したがって、逆関数は です。
(3) 逆関数 のグラフを描く。
は、 のグラフを 軸方向に だけ平行移動したものです。
のとき、 となり、点 を通ります。
また、 が負の方向に限りなく小さくなるにつれて、 は に近づきます。
グラフの概形は、単調増加で 軸方向に漸近線を持つような指数関数のグラフになります。
3. 最終的な答え
関数 の逆関数は です。
(グラフについては、ここに描画することができないので、説明文でグラフの概形を把握してください。)