関数 $y = \log_2 x + 1$ のグラフを描き、さらにその逆関数を求めて、そのグラフを描く問題です。

解析学対数関数逆関数指数関数グラフ
2025/5/19

1. 問題の内容

関数 y=log2x+1y = \log_2 x + 1 のグラフを描き、さらにその逆関数を求めて、そのグラフを描く問題です。

2. 解き方の手順

(1) 関数 y=log2x+1y = \log_2 x + 1 のグラフを描く。
まず、y=log2xy = \log_2 x のグラフを考えます。これは、x=1x = 1 のとき y=0y = 0 を通り、xx が大きくなるにつれて yy も増加するグラフです。
次に、y=log2x+1y = \log_2 x + 1 は、y=log2xy = \log_2 x のグラフを yy 軸方向に 11 だけ平行移動したものです。
したがって、x=1x = 1 のとき、y=log21+1=0+1=1y = \log_2 1 + 1 = 0 + 1 = 1 となり、点 (1,1)(1, 1) を通ります。
また、xx が限りなく 00 に近づくとき、yy は負の方向に限りなく小さくなります。
グラフの概形は、単調増加で xx 軸方向に漸近線を持つような対数関数のグラフになります。
(2) 逆関数を求める。
与えられた関数は y=log2x+1y = \log_2 x + 1 です。
逆関数を求めるためには、xxyy を入れ替えて xx について解きます。
x=log2y+1x = \log_2 y + 1
x1=log2yx - 1 = \log_2 y
2x1=y2^{x - 1} = y
したがって、逆関数は y=2x1y = 2^{x - 1} です。
(3) 逆関数 y=2x1y = 2^{x - 1} のグラフを描く。
y=2x1y = 2^{x - 1} は、y=2xy = 2^x のグラフを xx 軸方向に 11 だけ平行移動したものです。
x=0x = 0 のとき、y=201=21=12y = 2^{0 - 1} = 2^{-1} = \frac{1}{2} となり、点 (0,12)(0, \frac{1}{2}) を通ります。
また、xx が負の方向に限りなく小さくなるにつれて、yy00 に近づきます。
グラフの概形は、単調増加で xx 軸方向に漸近線を持つような指数関数のグラフになります。

3. 最終的な答え

関数 y=log2x+1y = \log_2 x + 1 の逆関数は y=2x1y = 2^{x - 1} です。
(グラフについては、ここに描画することができないので、説明文でグラフの概形を把握してください。)

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