2直線のなす角を求めるには、それぞれの直線の傾きからtanの加法定理を利用します。
* 直線 y=−x+6 の傾きを m1 とすると、m1=−1 です。 * 直線 y=(2+3)x−2 の傾きを m2 とすると、m2=2+3 です。 これらの傾きを持つ直線のなす角を θ とすると、以下の公式が成り立ちます。 tanθ=1+m1m2m2−m1 この公式に m1 と m2 の値を代入します。 tanθ=1+(−1)(2+3)(2+3)−(−1)=1−2−33+3=−1−33+3 絶対値の中身を整理するために、分子と分母に −1 を掛けて分母を正にします。 tanθ=1+3−3−3=1+3−(3+3)=1+33+3 分母の有理化を行います。
tanθ=1+33+3=(1+3)(1−3)(3+3)(1−3)=1−33−33+3−3=−2−23=3 したがって、tanθ=3 となります。 0<θ<2π より、θ=3π となります。