1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=2, BC=4, CD=3, DA=2であるとき、対角線ACの長さと、四角形ABCDの面積Sを求める。
2. 解き方の手順
(1) 対角線ACの長さを求める。
余弦定理を三角形ABCと三角形ADCに適用する。
とおくと、円に内接する四角形の性質より、となる。
三角形ABCにおいて、余弦定理より、
… (1)
三角形ADCにおいて、余弦定理より、
… (2)
(1)と(2)より、
これを(2)に代入して、
(2) 四角形ABCDの面積Sを求める。
なので、
四角形ABCDの面積Sは、三角形ABCの面積と三角形ADCの面積の和である。
3. 最終的な答え
(1) 対角線ACの長さ:4
(2) 四角形ABCDの面積S: