与えられた方程式は、$p^2x^2 + 2p(5p+3)x + (5p+3)^2 = x + 4$ である。この式を整理し、解を求める。

代数学二次方程式解の公式方程式の解法
2025/5/19

1. 問題の内容

与えられた方程式は、p2x2+2p(5p+3)x+(5p+3)2=x+4p^2x^2 + 2p(5p+3)x + (5p+3)^2 = x + 4 である。この式を整理し、解を求める。

2. 解き方の手順

まず、左辺が完全平方の形になっていることに気づく。具体的には、(ax+b)2=a2x2+2abx+b2 (ax + b)^2 = a^2x^2 + 2abx + b^2 の形である。
左辺は、(px+(5p+3))2 (px + (5p+3))^2 と変形できる。
したがって、方程式は次のようになる。
(px+(5p+3))2=x+4 (px + (5p+3))^2 = x + 4
次に、両辺を展開する。
p2x2+2p(5p+3)x+(5p+3)2=x+4 p^2x^2 + 2p(5p+3)x + (5p+3)^2 = x + 4
p2x2+(10p2+6p)x+25p2+30p+9=x+4 p^2x^2 + (10p^2 + 6p)x + 25p^2 + 30p + 9 = x + 4
次に、右辺の項を左辺に移項して、整理する。
p2x2+(10p2+6p)xx+25p2+30p+94=0 p^2x^2 + (10p^2 + 6p)x - x + 25p^2 + 30p + 9 - 4 = 0
p2x2+(10p2+6p1)x+25p2+30p+5=0 p^2x^2 + (10p^2 + 6p - 1)x + 25p^2 + 30p + 5 = 0
これは xx についての二次方程式である。解の公式を使って解くこともできるが、式が複雑になる。
ここで、(px+(5p+3))2=x+4 (px + (5p+3))^2 = x + 4 から進める。
px+5p+3=±x+4 px + 5p + 3 = \pm \sqrt{x + 4}
px=5p3±x+4 px = -5p - 3 \pm \sqrt{x + 4}
x=5p3±x+4p x = \frac{-5p - 3 \pm \sqrt{x + 4}}{p}
この形では、xx について解けないので、(px+(5p+3))2=x+4 (px + (5p+3))^2 = x + 4 xx の二次方程式の形にする。
p2x2+(10p2+6p1)x+(25p2+30p+5)=0 p^2x^2 + (10p^2 + 6p - 1)x + (25p^2 + 30p + 5) = 0
解の公式 x=b±b24ac2a x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a} を使うと、
x=(10p2+6p1)±(10p2+6p1)24p2(25p2+30p+5)2p2 x = \frac{-(10p^2 + 6p - 1) \pm \sqrt{(10p^2 + 6p - 1)^2 - 4p^2(25p^2 + 30p + 5)}}{2p^2}
x=(10p2+6p1)±100p4+36p2+1+120p320p212p100p4120p320p22p2 x = \frac{-(10p^2 + 6p - 1) \pm \sqrt{100p^4 + 36p^2 + 1 + 120p^3 - 20p^2 - 12p - 100p^4 - 120p^3 - 20p^2}}{2p^2}
x=(10p2+6p1)±4p212p+12p2 x = \frac{-(10p^2 + 6p - 1) \pm \sqrt{-4p^2 - 12p + 1}}{2p^2}

3. 最終的な答え

x=(10p2+6p1)±4p212p+12p2 x = \frac{-(10p^2 + 6p - 1) \pm \sqrt{-4p^2 - 12p + 1}}{2p^2}

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