まず、許容応力を計算する。許容応力は、圧縮強度を安全率で割ったものです。
許容応力=安全率圧縮強度 次に、柱が受ける応力を計算する。応力は、荷重を断面積で割ったものです。正方形の一辺の長さをaとすると、断面積はa2です。 応力=断面積荷重=a250×103N ここで、応力は許容応力以下でなければなりません。したがって、次の不等式が成り立ちます。
a250×103N≤許容応力 許容応力を計算します。圧縮強度は800 MPaなので、単位をN/mm^2に変換すると800 N/mm^2です。安全率は5なので、
許容応力=5800N/mm2=160N/mm2 a250×103N≤160N/mm2 a2≥160N/mm250×103N a2≥312.5mm2 a≥312.5mm2 a≥17.68mm したがって、正方形の一辺の長さは17.68 mm以上にする必要があります。安全を考慮して、少し大きめの値にすると良いでしょう。