まずは、数直線上の2点 A(a) と B(b) を m:n に内分する点 P の座標 p を求めます。 内分点 P は線分 AB 上にあり、AP:PB=m:n を満たします。したがって、 よって、p−a:b−p=m:n が成り立ちます。比の性質より、n(p−a)=m(b−p) となり、これを p について解きます。 np−na=mb−mp np+mp=mb+na (n+m)p=mb+na p=m+nmb+na=m+nna+mb p=m+nna+mb 次に、2点 A(a) と B(b) を m:n に外分する点 Q の座標 q を求めます。ただし、m=n とします。 外分点 Q は線分 AB の延長上にあり、AQ:QB=m:n を満たします。 AQ=∣q−a∣ QB=∣q−b∣ 外分には、点Bの先に外分点がある場合と、点Aの先に外分点がある場合の二通りがあります。
ここでは点Bの先に外分点がある場合について考えます(点Aの先に外分点がある場合も同様に議論できます)。
点Bの先に外分点がある場合、q>b>a または a>b>q となります。 この場合、AQ=q−a、QB=q−b となり、q−a:q−b=m:n が成り立ちます。 比の性質より、n(q−a)=m(q−b) となり、これを q について解きます。 nq−na=mq−mb nq−mq=na−mb (n−m)q=na−mb q=n−mna−mb=−m+n−mb+na q=−m+n−mb+na