2つのベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が平行になるような $x$ と $y$ の値を求める問題です。 (1) $\vec{a} = (2, -1)$, $\vec{b} = (x, 3)$ (2) $\vec{a} = (8, y)$, $\vec{b} = (-4, 3)$

代数学ベクトル平行線形代数
2025/5/20

1. 問題の内容

2つのベクトル a\vec{a}b\vec{b} が平行になるような xxyy の値を求める問題です。
(1) a=(2,1)\vec{a} = (2, -1), b=(x,3)\vec{b} = (x, 3)
(2) a=(8,y)\vec{a} = (8, y), b=(4,3)\vec{b} = (-4, 3)

2. 解き方の手順

ベクトル a\vec{a}b\vec{b} が平行であるとき、ある実数 kk が存在して b=ka\vec{b} = k\vec{a} と表すことができます。
(1) a=(2,1)\vec{a} = (2, -1)b=(x,3)\vec{b} = (x, 3) が平行なので、
(x,3)=k(2,1)(x, 3) = k(2, -1)
x=2kx = 2k
3=k3 = -k
よって、k=3k = -3 なので、x=2×(3)=6x = 2 \times (-3) = -6
(2) a=(8,y)\vec{a} = (8, y)b=(4,3)\vec{b} = (-4, 3) が平行なので、
(8,y)=k(4,3)(8, y) = k(-4, 3)
8=4k8 = -4k
y=3ky = 3k
よって、k=2k = -2 なので、y=3×(2)=6y = 3 \times (-2) = -6

3. 最終的な答え

(1) x=6x = -6
(2) y=6y = -6

「代数学」の関連問題

与えられた等式が $x$ についての恒等式となるように、定数 $a, b, c$ の値を定める問題です。具体的には以下の2つの問題があります。 (1) $2x^2 - 7x - 1 = a(x-1)^...

恒等式係数比較連立方程式分数式
2025/5/20

与えられた4つの式をそれぞれ計算せよ。 1. $\frac{2x}{x+2} + \frac{4}{x+2}$ 2. $\frac{x^2}{x+3} - \frac{9}{x+3}$ 3...

分数式式の計算因数分解通分
2025/5/20

## 1. 問題の内容

因数分解多項式立方和立方差差の二乗
2025/5/20

画像には複数の問題が含まれていますが、ここでは問題(4)の(1)と(2)を解きます。 (4)(1): $(2x-3)^4$ の展開式における $x^3$ の係数を求めよ。 (4)(2): $(a+b+...

二項定理多項定理展開係数
2025/5/20

問題は全部で4つあります。 * 問題10:2次方程式 $x^2 + 6x + m = 0$ において、1つの解が他の解の2倍であるとき、定数 $m$ の値を求めよ。 * 問題11:多項式 $P...

二次方程式因数分解剰余の定理多項式解と係数の関係
2025/5/20

数列 $\{a_n\}$ の一般項は $a_n = 2n - 1$ であり、この数列を、第 $n$ 群が $(2n-1)$ 個の項を含むように群に分ける。 (1) 第 $n$ 群の初項を $n$ の式...

数列群数列シグマ一般項総和
2025/5/20

初項から第3項までの和が21, 第3項から第5項までの和が84である等比数列の初項と公比を求めよ。

等比数列数列初項公比
2025/5/20

与えられた等比数列の初項と公比から、初項から第n項までの和 $S_n$ を求める問題です。 (1) 初項が4、公比が3の等比数列 (2) 初項が9、公比が-2の等比数列

等比数列数列和の公式指数
2025/5/20

画像に書かれている数式は、集合$\overline{A} \cap \overline{B}$ が何かを問うています。 $\overline{A}$ は集合 $A$ の補集合を表し、$\cap$ は共...

集合論理ド・モルガンの法則補集合共通部分和集合
2025/5/20

初項が $a$ (ただし $a \ne 0$)である等比数列の初項から第3項までの和が $S$ である。そのような等比数列がただ一つ存在するときの、$a$ と $S$ の関係、$a$ と $S$ がそ...

等比数列二次方程式判別式
2025/5/20