(1)
左辺を展開します。
a(x2+2xy+y2)+b(x2−2xy+y2)=x2+y2 (a+b)x2+(2a−2b)xy+(a+b)y2=x2+y2 これが恒等式となるためには、各項の係数が等しくなければなりません。
したがって、
2a−2b=0 より a=b a+b=1 に代入して、 a+a=1 つまり 2a=1 よって a=21 したがって b=21 (2)
右辺を展開します。
(x+y+b)(x−y+c)=x2−xy+cx+xy−y2+cy+bx−by+bc=x2−y2+(b+c)x+(c−b)y+bc 与式は
x2−y2−ax+4y−3=x2−y2+(b+c)x+(c−b)y+bc これが恒等式となるためには、各項の係数が等しくなければなりません。
したがって、
c=b+4 を −3=bc に代入して、 −3=b(b+4) b2+4b+3=0 (b+1)(b+3)=0 b=−1 または b=−3 b=−1 のとき c=−1+4=3 このとき −a=b+c=−1+3=2 より a=−2 b=−3 のとき c=−3+4=1 このとき −a=b+c=−3+1=−2 より a=2 b=−1,c=3 のとき bc=−3 b=−3,c=1 のとき bc=−3 したがって、a=−2,b=−1,c=3 または a=2,b=−3,c=1