与えられた等式 $2x^2 + 1 = a(x+1)^2 + b(x+1) + c$ が、$x$ についての恒等式となるように、定数 $a, b, c$ の値を求める問題です。

代数学恒等式多項式係数比較
2025/5/20

1. 問題の内容

与えられた等式 2x2+1=a(x+1)2+b(x+1)+c2x^2 + 1 = a(x+1)^2 + b(x+1) + c が、xx についての恒等式となるように、定数 a,b,ca, b, c の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

等式が恒等式であるためには、両辺の各次数の項の係数が一致する必要があります。
まず、右辺を展開します。
a(x+1)2+b(x+1)+c=a(x2+2x+1)+b(x+1)+c=ax2+2ax+a+bx+b+c=ax2+(2a+b)x+(a+b+c)a(x+1)^2 + b(x+1) + c = a(x^2 + 2x + 1) + b(x+1) + c = ax^2 + 2ax + a + bx + b + c = ax^2 + (2a+b)x + (a+b+c)
したがって、与えられた等式は、
2x2+1=ax2+(2a+b)x+(a+b+c)2x^2 + 1 = ax^2 + (2a+b)x + (a+b+c)
となります。
両辺の係数を比較すると、
x2x^2 の係数:a=2a = 2
xx の係数:2a+b=02a + b = 0
定数項:a+b+c=1a + b + c = 1
これらの式から、a,b,ca, b, c の値を求めます。
a=2a = 22a+b=02a+b=0 に代入すると、2(2)+b=02(2) + b = 0 より、4+b=04 + b = 0 となり、b=4b = -4 です。
a=2a = 2b=4b = -4a+b+c=1a+b+c=1 に代入すると、2+(4)+c=12 + (-4) + c = 1 より、2+c=1-2 + c = 1 となり、c=3c = 3 です。

3. 最終的な答え

a=2a = 2, b=4b = -4, c=3c = 3

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