1. 問題の内容
3次関数 の極値を求め、そのグラフを描く。
2. 解き方の手順
(1) まず、与えられた関数を微分して、導関数 を求める。
を で微分すると、
(2) 次に、導関数 が0になる の値を求める。つまり、 を解く。
よって、
(3) のそれぞれについて、 の値を計算する。
のとき、
のとき、
したがって、 と が極値の候補となる。
(4) 導関数の符号の変化を調べる。
のとき、 (例: のとき )
のとき、 (例: のとき )
のとき、 (例: のとき )
で の符号が正から負に変わるので、 は極大値である。
で の符号が負から正に変わるので、 は極小値である。
(5) グラフを描く。
極大値 、極小値 をとり、xが十分大きいときyは大きくなり、xが十分小さいときyは小さくなるような3次関数のグラフを描く。
3. 最終的な答え
極大値:
極小値:
グラフについては、座標平面上に極大値と極小値をプロットし、3次関数の形状を考慮して滑らかな曲線を描くことで、グラフを描くことができます。