(1) 2点を通る直線の方程式を求める。
直線の傾きmは m=x2−x1y2−y1 で求められる。 この問題では、A(4, -2)とB(-2, 6)を通るので、
m=−2−46−(−2)=−68=−34 直線の方程式は y−y1=m(x−x1) で表される。 点A(4, -2)と傾きm=−34を使うと、 y−(−2)=−34(x−4) y+2=−34x+316 y=−34x+316−2 y=−34x+310 両辺を3倍すると、
3y=−4x+10 4x+3y−10=0 (2) 原点と直線lの距離を求める。
点(x_0, y_0)と直線ax+by+c=0の距離dは、 d=a2+b2∣ax0+by0+c∣ で求められる。 原点(0, 0)と直線4x+3y−10=0の距離dは、 d=42+32∣4(0)+3(0)−10∣=16+9∣−10∣=2510=510=2 (3) 三角形OABの面積を求める。
三角形の面積は、ベクトルの外積を用いて計算できる。
ベクトルOA=(4,−2)、ベクトルOB=(−2,6) 面積S=21∣OA×OB∣=21∣4⋅6−(−2)⋅(−2)∣=21∣24−4∣=21∣20∣=10 または、直線4x+3y−10=0と点A(4,-2)の距離をhとすると h=42+32∣4(4)+3(−2)−10∣=5∣16−6−10∣=50=0 つまり点Aは直線上にあるので、点Aは直線l上に存在し、三角形OABの面積は公式から求められない。
そこで、O(0,0), A(4,-2), B(-2,6) として、面積Sは
S=21∣(xAyB−xByA)∣=21∣(4⋅6−(−2)⋅(−2))∣=21∣24−4∣=21∣20∣=10