一辺の長さが2の立方体ABCD-EFGHにおいて、$\overrightarrow{AB} = \vec{a}$、$\overrightarrow{BC} = \vec{b}$とするとき、$\overrightarrow{DH} = \vec{d}$を$\vec{a}$と$\vec{b}$を用いて表す。
2025/5/21
1. 問題の内容
一辺の長さが2の立方体ABCD-EFGHにおいて、、とするとき、をとを用いて表す。
2. 解き方の手順
立方体なので、とは垂直であり、はとの両方に垂直です。
したがって、はとの外積の定数倍で表すことができます。
の向きはとで作られる平面に垂直であり、の向きと同じなので、
と表すことができます。ここで、は実数です。
外積の大きさは、
で与えられます。ここで、はとのなす角です。
とは垂直なので、であり、です。
したがって、
となります。
一方、 なので、
したがって、となります。
の向きはの向きと同じなので、は正の値であり、となります。
したがって、
となります。
しかし、画像にという記述があるため、この問題の意図を正しく理解できていない可能性があります。
をと定義すると、
, , は互いに垂直なベクトルとなります。 なので、このベクトルをとを使って表すことを考えます。
であり、立方体の一辺の長さが2なので、です。
, とすると、となります。なので、となります。
しかし、この問題はとの線形結合で表すことを意図しているようなので、別の方法を考えます。
はと等しいので、
のような関係はないので、
をとを用いて表すことは不可能であると考えられます。