10本のくじの中に当たりくじが2本ある。A君が1本引き、引いたくじを戻さずに、残りの9本からB君が1本引くとき、B君が当たる確率を求めよ。

確率論・統計学確率条件付き確率くじ
2025/5/21

1. 問題の内容

10本のくじの中に当たりくじが2本ある。A君が1本引き、引いたくじを戻さずに、残りの9本からB君が1本引くとき、B君が当たる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

B君が当たる確率は、A君が当たった場合と、A君が外れた場合に分けて考える。
(i) A君が当たった場合:
A君が当たる確率は 210\frac{2}{10}
このとき、残りの9本の中に当たりくじは1本なので、B君が当たる確率は 19\frac{1}{9}
したがって、A君が当たり、かつB君が当たる確率は 210×19=290\frac{2}{10} \times \frac{1}{9} = \frac{2}{90}
(ii) A君が外れた場合:
A君が外れる確率は 810\frac{8}{10}
このとき、残りの9本の中に当たりくじは2本なので、B君が当たる確率は 29\frac{2}{9}
したがって、A君が外れ、かつB君が当たる確率は 810×29=1690\frac{8}{10} \times \frac{2}{9} = \frac{16}{90}
B君が当たる確率は、上記(i)と(ii)の確率の和である。
290+1690=1890=15\frac{2}{90} + \frac{16}{90} = \frac{18}{90} = \frac{1}{5}

3. 最終的な答え

15\frac{1}{5}

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