3次関数 $f(x) = x^3 + 3ax^2 + ax + a$ が極値をもたないとき、$a$ の値の範囲を求める。

代数学微分3次関数極値判別式不等式
2025/3/24

1. 問題の内容

3次関数 f(x)=x3+3ax2+ax+af(x) = x^3 + 3ax^2 + ax + a が極値をもたないとき、aa の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

3次関数 f(x)f(x) が極値を持たない条件は、f(x)=0f'(x) = 0 の判別式が0以下になることです。
まず、f(x)f(x) を微分して、f(x)f'(x) を求めます。
f(x)=3x2+6ax+af'(x) = 3x^2 + 6ax + a
次に、f(x)=0f'(x) = 0 の判別式 DD を計算します。
D=(6a)24(3)(a)=36a212aD = (6a)^2 - 4(3)(a) = 36a^2 - 12a
f(x)f(x) が極値を持たない条件は、D0D \le 0 です。
36a212a036a^2 - 12a \le 0
12a(3a1)012a(3a - 1) \le 0
a(3a1)0a(3a - 1) \le 0
この不等式を解きます。 a=0a = 0a=13a = \frac{1}{3} が解となるので、0a130 \le a \le \frac{1}{3} です。

3. 最終的な答え

0a130 \le a \le \frac{1}{3}

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