2次方程式 $2x^2 - 8x + m = 0$ が重解を持つような定数 $m$ の値と、そのときの重解 $x$ の値を求めよ。

代数学二次方程式判別式重解因数分解
2025/6/24

1. 問題の内容

2次方程式 2x28x+m=02x^2 - 8x + m = 0 が重解を持つような定数 mm の値と、そのときの重解 xx の値を求めよ。

2. 解き方の手順

2次方程式が重解を持つ条件は、判別式 DDD=0D = 0 となることです。与えられた2次方程式 2x28x+m=02x^2 - 8x + m = 0 の判別式 DD は、
D=b24acD = b^2 - 4ac で計算できます。この場合、a=2a=2, b=8b=-8, c=mc=m ですので、
D=(8)24(2)(m)=648mD = (-8)^2 - 4(2)(m) = 64 - 8m
となります。
重解を持つためには、D=0D = 0 でなければならないので、
648m=064 - 8m = 0
8m=648m = 64
m=8m = 8
となります。
m=8m=8 を元の2次方程式に代入すると、
2x28x+8=02x^2 - 8x + 8 = 0
となります。
この式を2で割ると、
x24x+4=0x^2 - 4x + 4 = 0
となります。
この式は (x2)2=0(x-2)^2 = 0 と因数分解できます。
したがって、x=2x = 2 が重解となります。

3. 最終的な答え

m=8m=8
x=2x=2

「代数学」の関連問題

与えられた式 $\sum_{k=1}^{n} 5k + \sum_{k=1}^{n} 4$ を計算し、簡略化すること。

シグマ級数計算代数
2025/6/24

$x = 1 + \sqrt{3}$ 、 $y = 1 - \sqrt{3}$ のとき、 $x^2 - y^2$ の値を求めよ。

因数分解式の計算平方根
2025/6/24

2次方程式 $x^2 + 3kx + 2k^2 = 0$ を解く問題です。ここで、$k$は実数です。

二次方程式因数分解解の公式実数解
2025/6/24

まっすぐな道路に面した土地があり、長さ12mのロープを使って長方形ABCDの土地を囲む。長方形ABCDの面積を最大にするためには、ABの長さを何mにすればよいか。ただし、ロープの幅は無視する。

最大化二次関数長方形の面積平方完成
2025/6/24

まず、3つの問題があります。 (210): (1) 2次関数 $y = ax^2 + bx + 3$ が点 $(1,6)$, $(2,5)$ を通るとき、$a,b$ の値を求める。 (2) 放物線 $...

二次関数二次方程式放物線グラフ
2025/6/24

等差数列 $\{a_n\}$ において、第2項が4、第10項が28であるとき、初項と公差を求め、さらに58が第何項かを求める。

等差数列数列一般項連立方程式
2025/6/24

与えられた数式 $5(\sqrt{3}+\sqrt{5})(3\sqrt{3}-\sqrt{5})$ を計算し、結果を求める。

数式計算平方根展開
2025/6/24

$(5\sqrt{2} - 4\sqrt{3})^2$ を計算する問題です。

式の計算平方根二項展開有理化
2025/6/24

与えられた3次式を因数分解し、空欄を埋める問題です。解答の数値は小さい順に記述し、$x$ から引く値を $\alpha, \beta, \gamma$ としたとき、$\alpha \le \beta ...

因数分解多項式三次式
2025/6/24

与えられた3次式を因数分解し、空欄を埋める問題です。係数は整数で、因数分解の結果は $(x - \alpha)(x - \beta)(x - \gamma)$ の形になり、$\alpha \le \b...

因数分解3次式多項式組み立て除法整数解
2025/6/24