公式3.4と7.4を用いるとありますが、ここでは逆三角関数の微分公式を用いることになります。
(1) y=sin−14xの微分 sin−1x の微分は 1−x21 です。 合成関数の微分を用いると、
dxdy=1−(4x)21⋅dxd(4x)=1−16x21⋅4 dxdy=1−16x24 (2) y=cos−15xの微分 cos−1x の微分は −1−x21 です。 合成関数の微分を用いると、
dxdy=−1−(5x)21⋅dxd(5x)=−1−25x21⋅51=−52525−x21=−5525−x21 dxdy=−25−x21 (3) y=tan−13xの微分 tan−1x の微分は 1+x21 です。 合成関数の微分を用いると、
dxdy=1+(3x)21⋅dxd(3x)=1+9x21⋅3 dxdy=1+9x23 (4) y=tan−132xの微分 tan−1x の微分は 1+x21 です。 合成関数の微分を用いると、
dxdy=1+(32x)21⋅dxd(32x)=1+94x21⋅32=99+4x21⋅32=9+4x29⋅32 dxdy=9+4x26