問題1は、以下の2つの極限を計算する問題です。 (1) $\lim_{t \to 0} \frac{\log(1+t)}{t}$ (2) $\lim_{h \to 0} \frac{e^h - 1}{h}$
2025/5/22
1. 問題の内容
問題1は、以下の2つの極限を計算する問題です。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1) の場合:
とおくと、 であり、 のとき となります。
したがって、
ここで、 とおくと、 であり、 のとき、 となります。
したがって、
について、 であることを用いると、ロピタルの定理を使うこともできますが、 の Taylor展開を用いると、 なので
したがって、
(2) の場合:
これは (1) の計算過程で出てきた極限そのものであり、既に であることがわかっています。
あるいは、ロピタルの定理を用いて、 とすることもできます。
3. 最終的な答え
(1)
(2)