2次関数 $y = x^2 - x + m$ のグラフと $x$ 軸の共有点の個数が、定数 $m$ の値によってどのように変わるかを求める問題です。

代数学二次関数判別式共有点二次方程式
2025/5/22

1. 問題の内容

2次関数 y=x2x+my = x^2 - x + m のグラフと xx 軸の共有点の個数が、定数 mm の値によってどのように変わるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

2次関数 y=x2x+my = x^2 - x + m のグラフと xx 軸の共有点の個数は、2次方程式 x2x+m=0x^2 - x + m = 0 の実数解の個数に等しくなります。
この2次方程式の判別式を DD とすると、
D=(1)24(1)(m)=14mD = (-1)^2 - 4(1)(m) = 1 - 4m
判別式 DD の値によって、実数解の個数が変わります。
* D>0D > 0 のとき、実数解は2個
* D=0D = 0 のとき、実数解は1個
* D<0D < 0 のとき、実数解は0個
したがって、14m>01 - 4m > 0 のとき共有点は2個、14m=01 - 4m = 0 のとき共有点は1個、14m<01 - 4m < 0 のとき共有点は0個となります。
14m>01 - 4m > 0 を解くと、4m<14m < 1 より m<14m < \frac{1}{4}
14m=01 - 4m = 0 を解くと、4m=14m = 1 より m=14m = \frac{1}{4}
14m<01 - 4m < 0 を解くと、4m>14m > 1 より m>14m > \frac{1}{4}

3. 最終的な答え

m<14m < \frac{1}{4} のとき、共有点は2個。
m=14m = \frac{1}{4} のとき、共有点は1個。
m>14m > \frac{1}{4} のとき、共有点は0個。

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