2点A(-4, 3), B(8, -5)がある。直線 $y = x - 2$ 上にあって、2点A, Bから等距離にある点Pの座標を求めよ。

幾何学座標距離直線2点間の距離
2025/5/22

1. 問題の内容

2点A(-4, 3), B(8, -5)がある。直線 y=x2y = x - 2 上にあって、2点A, Bから等距離にある点Pの座標を求めよ。

2. 解き方の手順

点Pは直線 y=x2y = x - 2 上にあるので、点Pの座標を (x,x2)(x, x-2) とおくことができる。
点Pから点A, Bまでの距離が等しいので、AP=BPAP = BP が成り立つ。
距離の公式を用いて、AP2=BP2AP^2 = BP^2 を計算する。
AP2=(x(4))2+(x23)2=(x+4)2+(x5)2AP^2 = (x - (-4))^2 + (x - 2 - 3)^2 = (x + 4)^2 + (x - 5)^2
AP2=x2+8x+16+x210x+25=2x22x+41AP^2 = x^2 + 8x + 16 + x^2 - 10x + 25 = 2x^2 - 2x + 41
BP2=(x8)2+(x2(5))2=(x8)2+(x+3)2BP^2 = (x - 8)^2 + (x - 2 - (-5))^2 = (x - 8)^2 + (x + 3)^2
BP2=x216x+64+x2+6x+9=2x210x+73BP^2 = x^2 - 16x + 64 + x^2 + 6x + 9 = 2x^2 - 10x + 73
AP2=BP2AP^2 = BP^2 より、
2x22x+41=2x210x+732x^2 - 2x + 41 = 2x^2 - 10x + 73
2x+41=10x+73-2x + 41 = -10x + 73
8x=328x = 32
x=4x = 4
点Pのy座標は x2=42=2x - 2 = 4 - 2 = 2 となる。
したがって、点Pの座標は (4,2)(4, 2) である。

3. 最終的な答え

(4, 2)

「幾何学」の関連問題

$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ のとき、次の不等式を満たす$\theta$の値の範囲を求める問題です。 (1) $\sin \theta \le \frac{1}...

三角関数三角不等式角度
2025/5/22

この問題は、幾何学に関する複数の小問から構成されています。具体的には、三角形OABにおけるベクトルの内分点や角度、三角形ABCと内分点によって構成される三角形LMNの重心、三角形OABの面積とベクトル...

ベクトル内分点重心面積ベクトル方程式
2025/5/22

3点 A(1, 4), B(-3, 0), C(-2, -3) を頂点とする三角形 ABC の面積を求める問題です。

面積ベクトル三角形座標
2025/5/22

点A(2, 1) から円 $x^2 + y^2 = 1$ に引いた接線の方程式と接点の座標を求める問題です。

接線座標方程式
2025/5/22

与えられた図形の面積または体積を、文字を使って表す問題です。具体的には、以下の6つの問題があります。 (1) 底辺 $a$ cm、高さ $3b$ cm の三角形の面積 (2) 上底 $a$ cm、下底...

面積体積三角形台形おうぎ形正四角錐三角柱図形
2025/5/22

2つの円 $O$ と $O'$ があり、それぞれの半径は5と7です。中心間の距離 $OO'$ は15です。直線 $AB$ は2つの円の共通接線で、$A$ と $B$ は接点です。線分 $AB$ の長さ...

共通接線三平方の定理幾何
2025/5/22

円に内接する四角形と点Pが与えられており、$AP=14$, $AB=8$, $CD=5$, $CP=x$ であるとき、$x$ の値を求める問題です。

幾何方べきの定理四角形2次方程式
2025/5/22

円の接線に関する問題で、角度 $x$ を求める問題です。円周角は $35^\circ$、接線と弦のなす角と弦に対する円周角の差が $22^\circ$ と与えられています。

接線円周角接弦定理角度
2025/5/22

点(3, 5)をx軸、y軸、原点に関してそれぞれ対称移動して得られる点の座標を求める問題です。

座標対称移動平面幾何
2025/5/22

点(1, -1)をx軸方向に2、y軸方向に-3だけ平行移動した点の座標を求めます。

座標平行移動点の移動
2025/5/22