2つの円 $O$ と $O'$ があり、それぞれの半径は5と7です。中心間の距離 $OO'$ は15です。直線 $AB$ は2つの円の共通接線で、$A$ と $B$ は接点です。線分 $AB$ の長さを求める問題です。

幾何学共通接線三平方の定理幾何
2025/5/22

1. 問題の内容

2つの円 OOOO' があり、それぞれの半径は5と7です。中心間の距離 OOOO' は15です。直線 ABAB は2つの円の共通接線で、AABB は接点です。線分 ABAB の長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、点 OO から線分 OOOO' に平行で線分 BOBO' に垂直な線を引き、その交点を CC とします。すると、四角形 OACOOACO' は長方形になるので、OA=COOA = CO' となります。また、三角形 OCOOCO' は直角三角形になります。
CO=BOBCCO' = BO' - BC ですが、BC=AOBC = AO より CO=BOAO=75=2CO' = BO' - AO = 7 - 5 = 2 となります。
直角三角形 OCOOCO' において、三平方の定理より、
OC2+CO2=OO2OC^2 + CO'^2 = OO'^2
OC2+22=152OC^2 + 2^2 = 15^2
OC2+4=225OC^2 + 4 = 225
OC2=221OC^2 = 221
OC=221OC = \sqrt{221}
長方形 OABCOABC より、AB=OCAB = OC であるため、AB=221AB = \sqrt{221} となります。

3. 最終的な答え

221\sqrt{221}

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