関数 $y = \log_5 |3x|$ の導関数 $y'$ を求める問題です。

解析学導関数対数関数微分合成関数の微分
2025/5/22

1. 問題の内容

関数 y=log53xy = \log_5 |3x| の導関数 yy' を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、対数の底の変換公式を使って、底を自然対数 ee に変換します。
y=log53x=ln3xln5y = \log_5 |3x| = \frac{\ln |3x|}{\ln 5}
次に、合成関数の微分法を使います。
ddxlnx=1x\frac{d}{dx} \ln |x| = \frac{1}{x}
ddx3x=3x3x3\frac{d}{dx} |3x| = \frac{3x}{|3x|} \cdot 3
y=ln3xln5=1ln5ln3xy = \frac{\ln |3x|}{\ln 5} = \frac{1}{\ln 5} \cdot \ln |3x|
したがって、yy' は次のようになります。
y=1ln513x3=1xln5y' = \frac{1}{\ln 5} \cdot \frac{1}{3x} \cdot 3 = \frac{1}{x \ln 5}

3. 最終的な答え

y=1xlog5y' = \frac{1}{x \log 5}
選択肢の中からこれに一致するものは、4 です。

「解析学」の関連問題

関数 $\sqrt[3]{f(x)}$ の微分を求めます。ただし、$f(x)$ は微分可能な関数です。

微分合成関数の微分商の微分指数法則対数関数
2025/5/22

以下の極限を計算する問題です。 $\lim_{x \to \infty} \left\{ \left( \frac{2}{3} \right)^x + \left( \frac{3}{2} \righ...

極限指数関数
2025/5/22

与えられた関数の微分を計算する問題です。具体的には、(1) $2x^2 - \arcsin x + 3\log x$, (2) $e^x \arctan x$, (3) $\frac{\sqrt{x}...

微分微分法合成関数の微分積の微分商の微分対数関数三角関数逆三角関数指数関数
2025/5/22

与えられた関数の凹凸を調べ、変曲点があればその座標を求める。

微分凹凸変曲点導関数対数関数指数関数三角関数
2025/5/22

与えられた関数 $y=x^2-\frac{8}{x}$ の導関数を求めます。

導関数微分関数の微分
2025/5/22

指数関数 $y = (\frac{1}{3})^x$ のグラフを描く問題です。

指数関数グラフグラフ描画減少関数漸近線
2025/5/22

与えられた3つの和をそれぞれ求めます。 (1) $\sum_{k=1}^{n} \frac{1}{(2k-1)(2k+1)}$ (2) $x \neq 1$ のとき $1+2x+3x^2+\dots+...

数列級数部分分数分解和の公式
2025/5/22

関数 $y=f(x)$ のグラフが与えられており、定義域が $-1 \le x \le 4$ であるとき、この関数の最大値と最小値を求める問題です。

関数の最大値関数の最小値グラフ定義域
2025/5/22

関数 $y = e^{2x}$ の1階微分 $y'$、2階微分 $y''$、3階微分 $y'''$、4階微分 $y^{(4)}$ を求め、選択肢の中から該当する答えを選びます。

微分指数関数高階微分
2025/5/22

関数 $y = \cos x$ の第1次導関数から第4次導関数までを求め、選択肢の中から適切なものを選ぶ問題です。

微分三角関数導関数
2025/5/22