4点A(-2, 3), B(5, 4), C(3, -1), Dを頂点とする平行四辺形ABCDについて、以下の2つの問いに答えます。 (1) 対角線AC, BDの交点の座標を求める。 (2) 頂点Dの座標を求める。

幾何学幾何座標平行四辺形中点
2025/5/22

1. 問題の内容

4点A(-2, 3), B(5, 4), C(3, -1), Dを頂点とする平行四辺形ABCDについて、以下の2つの問いに答えます。
(1) 対角線AC, BDの交点の座標を求める。
(2) 頂点Dの座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) 平行四辺形の対角線は互いの中点で交わるので、対角線ACの中点を求めれば、それが対角線ACとBDの交点の座標となります。
点A(-2, 3), 点C(3, -1)の中点の座標は、
(2+32,3+(1)2) (\frac{-2+3}{2}, \frac{3+(-1)}{2})
=(12,22) = (\frac{1}{2}, \frac{2}{2})
=(12,1) = (\frac{1}{2}, 1)
(2) 平行四辺形の対角線は互いの中点で交わることを利用します。ACの中点はBDの中点と一致するので、点Dの座標を(x, y)とすると、BDの中点は
(5+x2,4+y2) (\frac{5+x}{2}, \frac{4+y}{2})
これがACの中点(12,1\frac{1}{2}, 1)と一致するので、
5+x2=12\frac{5+x}{2} = \frac{1}{2}
5+x=15 + x = 1
x=4x = -4
4+y2=1\frac{4+y}{2} = 1
4+y=24 + y = 2
y=2y = -2
したがって、点Dの座標は(-4, -2)となります。

3. 最終的な答え

(1) 対角線AC, BDの交点の座標: (12,1)(\frac{1}{2}, 1)
(2) 頂点Dの座標: (4,2)(-4, -2)

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