三角形ABCにおいて、$a=7$, $b=5$, $c=4$であるとき、内接円の半径$r$を求める。

幾何学三角形内接円ヘロンの公式面積
2025/5/23

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=7a=7, b=5b=5, c=4c=4であるとき、内接円の半径rrを求める。

2. 解き方の手順

まず、ヘロンの公式を用いて三角形の面積SSを計算する。
ヘロンの公式は、
S=s(sa)(sb)(sc)S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}
ここで、ssは半周長であり、s=a+b+c2s = \frac{a+b+c}{2}で計算される。
次に、ssの値を計算する。
s=7+5+42=162=8s = \frac{7+5+4}{2} = \frac{16}{2} = 8
ssの値を使って、三角形の面積SSを計算する。
S=8(87)(85)(84)=8(1)(3)(4)=96=16×6=46S = \sqrt{8(8-7)(8-5)(8-4)} = \sqrt{8(1)(3)(4)} = \sqrt{96} = \sqrt{16 \times 6} = 4\sqrt{6}
三角形の面積SSは、S=rsS = rsとも表される。ここで、rrは内接円の半径、ssは半周長である。
したがって、46=8r4\sqrt{6} = 8r
rrについて解く。
r=468=62r = \frac{4\sqrt{6}}{8} = \frac{\sqrt{6}}{2}

3. 最終的な答え

内接円の半径は62\frac{\sqrt{6}}{2}である。

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