点Oを中心とする半径5の円の内部に点Pがある。点Pを通る弦ABに対して、$PA \cdot PB = 21$ が成り立つとき、線分OPの長さを求める。

幾何学方べきの定理線分の長さ
2025/5/23

1. 問題の内容

点Oを中心とする半径5の円の内部に点Pがある。点Pを通る弦ABに対して、PAPB=21PA \cdot PB = 21 が成り立つとき、線分OPの長さを求める。

2. 解き方の手順

方べきの定理を利用する。点Pを通り、円の中心Oを通る直線を考える。この直線と円の交点をC, Dとする(PはCとOの間にあるとする)。このとき、PC=OCOP=5OPPC = OC - OP = 5 - OPPD=OD+OP=5+OPPD = OD + OP = 5 + OP となる。
方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD であるから、
21=(5OP)(5+OP)21 = (5 - OP)(5 + OP)
21=25OP221 = 25 - OP^2
OP2=2521=4OP^2 = 25 - 21 = 4
OP=4=2OP = \sqrt{4} = 2
線分の長さは正なので、OP=2OP = 2

3. 最終的な答え

線分OPの長さは2である。

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