三角形ABCにおいて、AB = 7, BC = 6, CA = 5である。角Aの二等分線とBCの交点をD、角Bの二等分線とADの交点をIとする。このとき、BDとAI:IDの値を求める。

幾何学三角形角の二等分線幾何
2025/5/23

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB = 7, BC = 6, CA = 5である。角Aの二等分線とBCの交点をD、角Bの二等分線とADの交点をIとする。このとき、BDとAI:IDの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、角の二等分線の性質を利用してBDの長さを求める。
角Aの二等分線は、BCをAB:ACの比に分ける。
したがって、BD:DC=AB:AC=7:5BD:DC = AB:AC = 7:5である。
また、BC=BD+DC=6BC = BD + DC = 6であるから、
BD=6×77+5=6×712=72=3.5BD = 6 \times \frac{7}{7+5} = 6 \times \frac{7}{12} = \frac{7}{2} = 3.5となる。
次に、AI:IDを求める。
角Bの二等分線に着目し、三角形ABDにおいて角Bの二等分線がADをAI:IDに分割する。角の二等分線の性質より、AI:ID=BA:BDAI:ID = BA:BD
BA=7BA=7BD=3.5BD=3.5なので、AI:ID=7:3.5=2:1AI:ID = 7:3.5 = 2:1となる。

3. 最終的な答え

BD=72BD = \frac{7}{2}
AI:ID=2:1AI:ID = 2:1

「幾何学」の関連問題

三角形ABCにおいて、辺ABを2:1に内分する点をR、辺ACを4:3に内分する点をQとする。線分BQと線分CRの交点をO、直線AOと辺BCの交点をPとする。このとき、以下の比を求める。 (1) BP:...

チェバの定理メネラウスの定理三角形面積比
2025/5/23

点Oを中心とする半径5の円の内部に点Pがある。点Pを通る弦ABに対して、$PA \cdot PB = 21$ が成り立つとき、線分OPの長さを求める。

方べきの定理線分の長さ
2025/5/23

三角形OABにおいて、辺OAを2:3に内分する点をC、辺OBの中点をD、辺ABを1:2に内分する点をEとする。線分BCと線分DEの交点をPとする。 (1) ベクトルOPをベクトルOA、ベクトルOBで表...

ベクトル内分点線分の交点空間ベクトル
2025/5/23

三角形ABCにおいて、辺AB上にAP:PB=1:2となる点P、辺AC上にAQ:QC=2:1となる点Qをとる。線分BQと線分CPの交点をO、直線PQと直線BCの交点をR、直線AOと辺BCの交点をSとする...

三角形メネラウスの定理チェバの定理面積比
2025/5/23

三角形ABCにおいて、$a=7$, $b=5$, $c=4$であるとき、内接円の半径$r$を求める。

三角形内接円ヘロンの公式面積
2025/5/23

円に内接する四角形ABCDにおいて、$AB=5$, $BC=8$, $CD=3$, $\angle B = 60^\circ$であるとき、四角形ABCDの面積$S$を求める。

四角形円に内接する四角形余弦定理面積
2025/5/23

三角形ABCにおいて、$AB=5$, $AC=3$, $\angle A = 120^\circ$とする。$\angle A$の二等分線と辺BCの交点をDとする。線分ADの長さを求めよ。

三角形角の二等分線面積三角比
2025/5/23

三角形ABCにおいて、辺の長さが $a=4, b=3, c=2$ であるとき、この三角形の面積 $S$ を求めよ。

三角形面積ヘロンの公式辺の長さ
2025/5/23

画像には3つの問題が含まれています。ここでは3番目の問題のみを扱います。 問題 (3): 円 $C: x^2 - 4x + y^2 + 2y - 4 = 0$ と直線 $l: 3x - 4y + k ...

直線接する交点距離平方完成
2025/5/23

問題は、与えられた三角形ABCの面積Sを求める問題です。 (1) は $a=3$, $c=8$, $B=60^\circ$ のとき、 (2) は $a=\sqrt{6}$, $b=2\sqrt{2}$...

三角形面積三角関数sin
2025/5/23