曲線 $y = \log(2x+1)$、直線 $y=2$、および $y$軸で囲まれた部分の面積を求める問題です。ここで $\log$ は自然対数とします。

解析学積分対数関数面積
2025/5/24

1. 問題の内容

曲線 y=log(2x+1)y = \log(2x+1)、直線 y=2y=2、および yy軸で囲まれた部分の面積を求める問題です。ここで log\log は自然対数とします。

2. 解き方の手順

まず、y=log(2x+1)y = \log(2x+1)xx について解きます。
y=log(2x+1)y = \log(2x+1)
ey=2x+1e^y = 2x+1
2x=ey12x = e^y - 1
x=ey12x = \frac{e^y - 1}{2}
求める面積は、yy軸、y=2y=2、および曲線 x=ey12x = \frac{e^y - 1}{2} で囲まれた部分の面積です。これは、以下の積分で計算できます。
S=02xdy=02ey12dyS = \int_0^2 x \, dy = \int_0^2 \frac{e^y - 1}{2} \, dy
積分を実行します。
S=1202(ey1)dy=12[eyy]02S = \frac{1}{2} \int_0^2 (e^y - 1) \, dy = \frac{1}{2} [e^y - y]_0^2
S=12[(e22)(e00)]=12[(e22)1]=12(e23)S = \frac{1}{2} [(e^2 - 2) - (e^0 - 0)] = \frac{1}{2} [(e^2 - 2) - 1] = \frac{1}{2} (e^2 - 3)
したがって、面積は e232\frac{e^2 - 3}{2} となります。

3. 最終的な答え

e232\frac{e^2 - 3}{2}

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