問題(4)は、$|\begin{smallmatrix} a & b \\ c & d \end{smallmatrix}| = ad - bc$ という定義のもとで、$|\begin{smallmatrix} x & 1 \\ 4 & 3 \end{smallmatrix}| = |\begin{smallmatrix} 7 & 4 \\ x+1 & 1 \end{smallmatrix}|$ を満たす $x$ の値を求める問題です。 問題(5)は、自然数 $A$ を 4 で割ると商が $m$ で余りが 3、自然数 $B$ を 8 で割ると商が $n$ で余りが 7 となる時、$A+B$ を 4 で割った時の商と余りを求める問題です。ただし商は $m$, $n$ を使ったもっとも簡単な式で表し、余りは自然数で答えます。
2025/5/24
1. 問題の内容
問題(4)は、 という定義のもとで、 を満たす の値を求める問題です。
問題(5)は、自然数 を 4 で割ると商が で余りが 3、自然数 を 8 で割ると商が で余りが 7 となる時、 を 4 で割った時の商と余りを求める問題です。ただし商は , を使ったもっとも簡単な式で表し、余りは自然数で答えます。
2. 解き方の手順
問題(4)
まず、左辺と右辺の行列式を計算します。
左辺:
右辺:
これらを等式で結びます。
問題(5)
と を と で表します。
を計算します。
を 4 で割ることを考えます。
したがって、 を 4 で割った時の商は で、余りは 2 です。
3. 最終的な答え
問題(4)の答え:
問題(5)の答え: 商: , 余り: