ある仕事をするのに、Aさんは24日、Bさんは18日、Cさんは9日かかります。この仕事を2月1日からA, B, Cの順に1日ずつ交代で行うとき、仕事が終わる日付を求める問題です。

算数仕事算分数割合文章問題
2025/3/24

1. 問題の内容

ある仕事をするのに、Aさんは24日、Bさんは18日、Cさんは9日かかります。この仕事を2月1日からA, B, Cの順に1日ずつ交代で行うとき、仕事が終わる日付を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの人が1日にどれだけ仕事をするかを計算します。
Aさんが1日にする仕事量は 124\frac{1}{24} です。
Bさんが1日にする仕事量は 118\frac{1}{18} です。
Cさんが1日にする仕事量は 19\frac{1}{9} です。
次に、A, B, Cの3人が1日ずつ交代で働くとき、3日間でどれだけ仕事が進むかを計算します。
3日間で進む仕事量は、
124+118+19=372+472+872=1572=524\frac{1}{24} + \frac{1}{18} + \frac{1}{9} = \frac{3}{72} + \frac{4}{72} + \frac{8}{72} = \frac{15}{72} = \frac{5}{24}
となります。
仕事全体を1とすると、524\frac{5}{24} の仕事をするのに3日かかるので、
524×x=1\frac{5}{24} \times x = 1
x=245=4.8x = \frac{24}{5} = 4.8
つまり、3日間のサイクルの4.8倍で仕事が終わることになります。
4×3=124 \times 3 = 12 日で 524×4=2024=56\frac{5}{24} \times 4 = \frac{20}{24} = \frac{5}{6} の仕事が終わります。
残りの仕事量は 156=161 - \frac{5}{6} = \frac{1}{6} です。
13日目はAさんが働くので、124\frac{1}{24} の仕事ができます。残りの仕事量は 16124=424124=324=18\frac{1}{6} - \frac{1}{24} = \frac{4}{24} - \frac{1}{24} = \frac{3}{24} = \frac{1}{8} です。
14日目はBさんが働くので、118\frac{1}{18} の仕事ができます。残りの仕事量は 18118=972472=572\frac{1}{8} - \frac{1}{18} = \frac{9}{72} - \frac{4}{72} = \frac{5}{72} です。
15日目はCさんが働くので、19=872\frac{1}{9} = \frac{8}{72} の仕事ができます。よってここで仕事が完了します。
したがって、仕事が終わるのは15日目です。

3. 最終的な答え

2月15日

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