まず、根号の中身を因数分解します。
a2+4a+4=(a+2)2 a2−4a+4=(a−2)2 したがって、与えられた式は
(a+2)2+(a−2)2 となります。
ここで、x2=∣x∣ であることを利用すると、 ∣a+2∣+∣a−2∣ となります。
この式は、a の値によって場合分けが必要です。 (i) a≥2 のとき、a+2>0 かつ a−2≥0 なので、∣a+2∣=a+2 かつ ∣a−2∣=a−2 となり、 ∣a+2∣+∣a−2∣=(a+2)+(a−2)=2a (ii) −2≤a<2 のとき、a+2≥0 かつ a−2<0 なので、∣a+2∣=a+2 かつ ∣a−2∣=−(a−2)=2−a となり、 ∣a+2∣+∣a−2∣=(a+2)+(2−a)=4 (iii) a<−2 のとき、a+2<0 かつ a−2<0 なので、∣a+2∣=−(a+2)=−a−2 かつ ∣a−2∣=−(a−2)=2−a となり、 ∣a+2∣+∣a−2∣=(−a−2)+(2−a)=−2a したがって、
−2≤a<2 のとき 4 a<−2 のとき −2a となります。
場合分けをせずに答えることは難しいですが、最も一般的に表現すると、
∣a+2∣+∣a−2∣ と表すことができます。問題文に条件がないため、場合分けせずに、絶対値の式で答えることにします。