## 解答
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1. 問題の内容
画像に記載された数学の問題のうち、次の問題について解答します。
* **⑧ 和が2、積が3であるような2数を求めよ。**
* **⑨ 2次方程式 の2つの解を とするとき、次の式の値を求めよ。**
* **(1) **
* **(2) **
* **(3) **
* **(4) **
* **(5) **
* **(6) **
* **⑩ 2次方程式 において、1つの解が他の解の2倍であるとき、定数 の値を求めよ。**
* **⑪ を次の1次式で割った余りを求めよ。**
* **(1) **
* **(2) **
* **⑫ 多項式 を で割った余りが であるとき、定数 の値を求めよ。**
* **⑬ 次の方程式を解け。**
* **(1) **
* **(2) **
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2. 解き方の手順
**⑧ 和が2、積が3であるような2数を求めよ。**
1. 求める2数を $x, y$ とおくと、以下の連立方程式が成り立つ。
2. $x + y = 2$ より、$y = 2 - x$ である。これを $xy = 3$ に代入すると、
3. この2次方程式を解の公式を用いて解くと、
4. $x = 1 + \sqrt{2}i$ のとき $y = 2 - (1 + \sqrt{2}i) = 1 - \sqrt{2}i$
のとき
**⑨ 2次方程式 の2つの解を とするとき、次の式の値を求めよ。**
解と係数の関係より、
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
**⑩ 2次方程式 において、1つの解が他の解の2倍であるとき、定数 の値を求めよ。**
1. 2つの解を $\alpha, 2\alpha$ とおく。
2. 解と係数の関係より、
3. $3\alpha = -6$ より $\alpha = -2$
4. したがって $m = 2\alpha^2 = 2(-2)^2 = 2 \cdot 4 = 8$
**⑪ を次の1次式で割った余りを求めよ。**
(1) で割った余り
剰余の定理より、余りは に等しい。
(2) で割った余り
より
剰余の定理より、余りは に等しい。
**⑫ 多項式 を で割った余りが であるとき、定数 の値を求めよ。**
1. 剰余の定理より、$P(-1) = -5$ である。
2. $P(-1) = 2(-1)^3 + 5a(-1)^2 + a(-1) + 1 = -2 + 5a - a + 1 = 4a - 1$
3. $4a - 1 = -5$ より $4a = -4$
4. $a = -1$
**⑬ 次の方程式を解け。**
(1)
1. $x - 1 = 0$ より $x = 1$
2. $x^2 + 3x + 2 = 0$ を因数分解すると $(x + 1)(x + 2) = 0$ より $x = -1, -2$
よって、
(2)
1. $x^3 = 8$
2. $x^3 - 2^3 = 0$ と変形し、因数分解すると $(x - 2)(x^2 + 2x + 4) = 0$
3. $x - 2 = 0$ より $x = 2$
4. $x^2 + 2x + 4 = 0$ を解の公式で解くと $x = \frac{-2 \pm \sqrt{4 - 16}}{2} = \frac{-2 \pm \sqrt{-12}}{2} = \frac{-2 \pm 2\sqrt{3}i}{2} = -1 \pm \sqrt{3}i$
よって、
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3. 最終的な答え
⑧ と
⑨ (1) 2 (2) 3 (3) -2 (4) -10 (5) 6 (6) 2
⑩
⑪ (1) -3 (2)
⑫
⑬ (1) (2)