$0 \le \theta < 2\pi$ のとき、方程式 $\sin{2\theta} + \sin{\theta} = 0$ を解く。ただし、考え方が分かるように記述し、答えのみは不可。

代数学三角関数方程式三角関数の合成解の公式
2025/5/25

1. 問題の内容

0θ<2π0 \le \theta < 2\pi のとき、方程式 sin2θ+sinθ=0\sin{2\theta} + \sin{\theta} = 0 を解く。ただし、考え方が分かるように記述し、答えのみは不可。

2. 解き方の手順

まず、sin2θ\sin{2\theta}2sinθcosθ2\sin{\theta}\cos{\theta} に書き換える。
すると、方程式は
2sinθcosθ+sinθ=02\sin{\theta}\cos{\theta} + \sin{\theta} = 0
となる。次に、sinθ\sin{\theta} でくくると
sinθ(2cosθ+1)=0\sin{\theta}(2\cos{\theta} + 1) = 0
となる。したがって、sinθ=0\sin{\theta} = 0 または 2cosθ+1=02\cos{\theta} + 1 = 0、すなわち cosθ=12\cos{\theta} = -\frac{1}{2} となる。
sinθ=0\sin{\theta} = 0 のとき、θ=0,π\theta = 0, \pi となる。
cosθ=12\cos{\theta} = -\frac{1}{2} のとき、θ=23π,43π\theta = \frac{2}{3}\pi, \frac{4}{3}\pi となる。
したがって、解は θ=0,π,23π,43π\theta = 0, \pi, \frac{2}{3}\pi, \frac{4}{3}\pi である。

3. 最終的な答え

θ=0,π,23π,43π\theta = 0, \pi, \frac{2}{3}\pi, \frac{4}{3}\pi

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